皮膚の神経繊維腫の治療
多くのレックリングハウゼン病の患者にとって、皮膚の神経繊維腫は美容的な観点から大変悩ましい。
皮膚の神経繊維腫に外科的な治療が進められるか?
と言う疑問に対して、日本皮膚科学会の「診療ガイドライン」をもとに回答を得たい。
なお、診療ガイドラインはインターネット上で検索すれば、簡単に手に入る。
結論としては、治療を希望する患者に対して整容的な観点ないし精神的苦痛を改善させるため、外科的切除が進められる。
推奨度はB
すなわち、行うよう勧められる
とのことだ。
神経繊維腫の数には個人差が大きい。一般的に思春期ごろから出現して、年齢とともに増加するが、通常悪性化する事は無い。
数が少なければ局所麻酔下で切除が可能である。数が多ければ全身麻酔下で、できる限り切除する。
神経繊維種に悩んでいる方は、専門医に相談して、納得のいく形で治療を受けたら良いと思う。