母性という抑圧
生まれた自分の子供を無条件に愛せる人と、そうでない人がいる。
自分の子供を愛せないとあなたは悩んでいないだろうか?
日本には母性神話を信じている人がいて、子供を愛せないことについて批判的に捉える人がいる。困ったものだ。
子供のことを愛せない事は、事実としてある。しかし苦しまないでほしい。淡々と事実として受け入れる考え方について話したい。
1 愛せないと言うのは感情の問題なので批判には値しないと考える。
育児放棄していると言う事実があれば、その行動は批判されてしかるべきだろう。
しかし感情の問題については、努力や気合では変えようのないものなのだから、自己批判する必要もない。
2 子供を愛せない自分を受け入れる。
よくある話だと知る。
子供を愛せない人は、わざわざ子供を愛せないなどと人に話なさないので、表に出てこないだけ。実際にはよくある話。
子供の世話をきちんとしている自分を認めよう。子供を愛していても毒親となって子供を苦しめる親もいる。
愛しているかどうかではなく、きちんと世話をし教育をしたかどうかが大事。
3 世間(親族や友人、知人など) からの批判は気にしない。
批判してる人が変なのだから。
理由は、上記1に記載のとおり。
⭐️⭐️⭐️
ちなみに私は、子供を愛せた。だから、育児が楽に感じる。ラッキーだったなと思う。
私の夫は子供を愛せない派の人だ。ただし世話はきちんとする。
愛せないにも関わらず、世話をきちんとするので、偉いなと思う。
最近は子供が大きくなり、父親になついてきたので、少し愛着が湧いているようだ。
⭐️⭐️⭐️
私の友人(女性)は、子供を愛せないと悩んでいた。その友人には、上記のとおりアドバイスしてみた。
彼女は、他人からの心ないちょっとした批判に苦しめられてきたみたいだ。私が彼女に対して批判的な気持ちを全く持っていないことに、ほっとしたようにみえた。