rimonadeの日記

子育て支援ブログ、時短家事、ニュースの感想などつれづれ日記。レックリングハウゼン病の情報提供もしてます。

貧乏な家の子の大学受験

うちの実家は生活保護世帯並みの収入しかないが、子供2人が旧帝国大学(うち1人は東京大学)に行くことができた。

 

たいていの場合、貧乏な家の子供は高卒であまり良い仕事に就けずに、貧乏な大人になる。親が勉強する習慣を持たないので勉強する習慣がつかないし、その結果良い学歴を得ることができず、いい就職もできない。貧乏人の再生産が起こってしまう。

 

うちの家は珍しく再生産が起こらなかったので、どうしてかなと考察してみる。

 

 1  父親がロハスな人間だった

ロハスと言うのは、頭で考えて行動してる場合が多いと思うが、うちの父親は何も考えてないのにロハスだった。

海山川に子どもを連れて行き、私たち兄弟はとことん自然に親しみ遊びまくった。

自然の中で遊ぶことで想像力がついたと思われる。

想像力は大事。国立大学の二時試験レベルは、ガリ勉では難しい。ある程度の時頭の良さが必要になる。想像力がまさにそれ。

 

2   母親が賢かった

むちゃくちゃ少ない収入の中で、うまくやりくりをした。外食をせず食事は手作り。外に遊びに行く時もおにぎりとお茶を持参。服も古着などを活用し、貧乏ながら小綺麗にしていた。家も身の丈にあった安い住宅の購入にとどめた。

あの収入でどうやって貯金したのか謎であるが、とにかく貯金をしてくれて、一応大学に行ける資金を貯めてくれた。ちなみに兄弟二人とも授業料免除と育英会奨学金を得た。したがって親は生活費の一部を負担してくれた形。

実家に多少なりとも貯金があるというのは心強かった。

 

 3   祖父が読書家だった

うちの実家には本が1冊もないため、小学生までは本を読む習慣が全くなかった。

しかし祖父が読書家だったため、祖父の家には沢山の本があった。中学生のとき、祖父にすすめられて司馬遼太郎の本を読んだ。それから読書にはまった。読書はすごく大事。読解力が身に付く。受験をする上でも仕事をしていく上でも活用できる能力。

なにも小難しい本を読む必要は無い。私もライトノベルをたくさん読んだ。好きな本をたくさん読むと良い。好きこそ物の上手なれ。勉強のために本を読むのではなく、好きだから本読むと言う状態がいい。