ノロウィルス
ノロウィルスになると、激しい嘔吐と下痢を伴う。最初の発端は家庭内での感染による場合が多い。子供や高齢者には容易に感染する。家庭内での注意が必要。
- 予防
最も重要な予防方法は手洗い。帰宅時と食事前には流水と石鹸を使い手洗いを行う。
貝類はノロウィルス感染の原因となることがあるので、感染しやすい高齢者や乳幼児は避ける方が無難。食べる場合にはよく加熱する。
- 消毒の方法
ノロウィルスは演奏型消毒液やネット(80事以上)で死ぬ。アルコールや石鹸には抵抗性がある。
衣類や嘔吐物を洗い流した場所の消毒は、次のものを使用する。なお、ひどい汚れの場合はその5倍濃い濃度で消毒する。
次亜塩素酸型消毒剤(ピューラックスやミルトンなど) →濃度は0.02%以上
家庭用漂白剤(ハイターやブリーチなど)
→約200倍程度に薄める
- 洗濯
少量のノロウィルスが体内に入っただけで、容易に感染する。患者の嘔吐物や便のついた衣類はそのまま洗濯機に入れないようにする。洗濯機が汚染されると他の洗濯物にウィルスが移る。
上記塩素系漂白剤に付けた後、洗う。手袋マスクできれば保護メガネをかけて洗う。使い捨ての手袋やマスクを家にストックしておくと良い。
塩素系漂白剤は色落ちする。衣類等で色落ちしたくない場合には、ネット(85度以上)に1分間以上つける。また、絨毯等には汚物を除去後に直接スチームアイロンをかける。