神経を抜いた歯の黄ばみ
4年ほど前に神経を抜いた前歯がだんだん黄ばんできた。そこで歯医者に行って相談した。
- 原因
黄ばみの原因は、神経とともに血管も抜いているため歯の象牙質の代謝が行われずに徐々に黄ばんでくる。これは経年劣化であるため避けようがない。
- 対応
段階的に2つの方法がある。まず初めにウォーキングブリーチを3年ごと行う。ウォーキングブリーチは2、3回が限界。歯が弱ってくるので、次の段階としては歯の表面を削り被せ物を行う。
なお、神経を抜いた歯には通常のホワイトニングは効かない。通常のホワイトニングを歯の表面をホワイトニングするものであり、歯の内側の象牙質の黄ばみには対応していない。
- ウォーキングブリーチとは
歯の一部に穴を開けて、神経を抜いた処置をした際に入れている物質を抜きそこに漂白剤を注入。1週間ほど様子を見て漂白剤を抜く。これを2回ほど行う。
3年ほど効果が保たれる。
まれに、神経を抜いた際にセメント状の硬いものを入れており、その物質を抜き取ることができない場合がある。その際にはウォーキングブリーチはできない。
自費診療であり、費用は1本10,000円。
- 被せ物
ウォーキングブリーチができないほどはが弱ってきたら、歯の表面を削り被せ物をする。被せ物の種類はジルコニア。自費診療であり、150,000円ほど。
⭐️⭐️⭐️
以前別の歯医者さんに相談したら、被せ物することを勧められた。しかし健康な歯の表面全体を削るのに抵抗があったため、処置を保留していた。
今回、ウォーキングブリーチを勧めてもらい、歯の表面全体を削る必要もなく、かつ、費用も安いので試してみようと決意した。